キルタイム(kill time)を減らすこと

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

「暇をつぶす」を英語でなんと表現するかご存知でしょうか。答えは、”kill time”です。ニュアンスはわかりますが、僕はこの”kill time”という表現に衝撃を受けました。「暇つぶし」なんて生ぬるいもんじゃない、全く別の概念だ…と。

そして、いかにこの”kill time”をしないか、という問いに対する答えこそが、「行動を記録する」ということなのです。いったいどういうことなんでしょうかねぇ(‘ω’)

それでは!

暇つぶしの何がいけないのか

日本語で「暇つぶし」と聞くと、別に悪いことをやっているわけではないように聞こえますよね。空いてしまった時間を無為に過ごすのがもったいないから、何か別のことをしているのです。別にいいじゃないか、と言われそうです。

そうですね、「暇つぶし」という表現をしている限り、僕の言いたいことは伝わらないでしょう。あなたがやっていることは”kill time”です。時間を殺しているのです。生かすべき時間たちを殺しているのです。

…どうですか、なんだかすごく罪悪感が湧いてきませんか?笑

それが重要なんですよ。“kill time”を防ぐための方法として、この罪悪感を抱くということがカギといってもいいですね。

なんとなくで時間を浪費することが悪

何が「暇つぶし」かは人それぞれだと思いますが、あなたのその行為自体がダメってんじゃないです。惰性でやっていることが悪なのです。

「暇つぶしをしている」と自覚しているならまだマシで。

「なんとなく」「気がついたら」「無意識に」やっていることがあったらアウトです。

具体的に見ていきましょう。

テレビ

僕は普段あまりテレビを見ないんですが、人によってはマジで重症の人もいると思います。家に帰る→テレビをつける、がもうルーティンになっているパターンですね。

何度でも言いますが、テレビを見ることがダメなんじゃないです。「無意識に」テレビを見ていることがダメなのです。

特に何も思わず、感情も動かされず、情報を受動的に浴びているだけで、情報と言いつつその情報をどこかで使うわけでもない。いやー、よろしくない気がしますよ…

とはいえ、テレビは情報収集というよりは娯楽の側面が強いのも事実です。使い方としては別に間違っていないし、なんなら否定もしません。しかし、僕が言いたいことはどうせ見るなら楽しめよ!!!ということです。「心ここに在らず」でボーっとテレビを眺めるんじゃなくて、「今はテレビを見ている時間」だと自覚してテレビを見てほしいですね。

ネットサーフィン

テレビの例で言いましたが、これもそうです。なんとなくでやるな、楽しめ!!!!と言いたいです。楽しんでいるフリでもいいです。

今日は何をした?と聞かれたときに「めっちゃネットサーフィンした!あんなことやこんなことを知れたし面白いサイト見つけた!楽しかった〜!」と言えるならとても主体的だし、とてもいいと思います。

スマホ(Twitter)

Twitterもテレビと似ていますね。「TLをチェックする」ならまだいいです。「TLを眺める」になったら良くないかなー。

人生

突然ですがあなたの人生、なんとなくで過ごしてませんか?

自分の人生なのに、自分のコントロール領域がほとんどなくて、周りの環境や見えない期待にコントロールされて、「心ここに在らず」で過ごしてませんか?

これらは少し前の僕自身の話なんですけどね(遠い目)

与えられた自分の時間なんだから、本来はどう使おうと自分の勝手のはずです。24時間の中に、あなたにも自由に使える時間が残っているはず。それを殺さず、生かすのです。

“kill time”を減らすには、行動を記録すること

で、ですよ。

”kill time”が良くないのはなんとなくわかったとして、どうしてもやってしまうのがニンゲンという生き物です。人は慣れる生き物ですし、変化を嫌う生き物です。

昨日「なんとなく」やっていたことを今日も「なんとなく」やるのは、ストレスフリーで心地がいいです。しかしその「なんとなく」からは何も生まれません。

ではどうすればいいのでしょうか。

“kill time”を減らすための、急がば回れ、クリティカルな必勝法が、行動を記録することです。

夢見るリアリスト、jMatsuzakiさん(@jmatsuzaki)が開発したタスクシュートクラウドというツールがあります(リンクを貼っております)。世の中には様々なタスク管理ツールがあるので、どれを使うかは自由ですが、僕はこれを使っていて、とても使いやすく計算された素晴らしいタスク管理ツールだと思います。

タスクシュートクラウドで行動を記録することによって、自分がいかに”kill time”してしまっているかを自覚することができるのです。

ゲームのプレイ時間を記録してみた

僕の実体験の小話です。

とある土曜日のことです。

いつもダラダラとやってしまうゲームがあるのですが、「やっちゃダメだ」と思いながらやってしまいます。そしてこの日も、そのゲームをやりたくなってしまいました。ここで、あえて我慢せずにやり記録をとってみました。

するとなんと、昼から始めて実に6時間もプレイしてしまっていたのです。1日が終了しました。せいぜい2、3時間だという感覚だったのですが、実際に数字で見せられると、自分の行動なのに信じられなかったです。

お風呂に入って落ち着いて考えて、めちゃめちゃ後悔しましたね。

記録し、自覚し、後悔し、やめる。

悪癖のやめ方。悪癖が続いてしまうのは「無自覚」だから。記録に残し、日記に残し、不快さや嫌悪感や罪悪感をしっかり味わうことで、徐々に減らしていける

https://twitter.com/jmatsuzaki/status/991930964438855680

jMatsuzakiさんのツイートの引用です。「行動を記録すること」が、悪癖を直すための唯一の方法なんじゃないでしょうか。無駄な時間を過ごしていることを自覚すると、だんだん最悪な気分になるんです。そして噛みしめる。悪癖とイヤな感情が結びつくと、脳が悪癖を避けようとする、というわけです。

さぁ、まずは自分の行動を、見直してみませんか?

それでは。

チャイフ

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