「自分と周りは違う」ということを認めて、面白がるための3ステップ

『事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。』

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

上記の格言、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。これは哲学者ニーチェの言葉です。

僕たちが生活や仕事をしていく中で、他人と意見を交わし合うことは日常茶飯事です。そしてしばしば意見や解釈の食い違いが発生します。そんなつもりはなくても、意図せず言い争いに発展してしまうこともあるでしょう。

そこで、「自分と周りとの違い」を認めた上で円滑な関係を築くためにはどうすればいいか?その助けになってくれるような考え方を、簡単な3ステップで紹介したいと思います。_(┐「ε:)_

ついやってしまう2つのこと

ニーチェの言葉を借りれば、事実を基準にして議論を展開しようとすると、言い争い、もとい水掛け論が発生してしまいます。存在しないものを求めて話を進めるのだから当然ですね。

具体的についやってしまうこととして、自分の持っている価値観と知識を相手にも求めてしまう、ということが挙げられます。

価値観と知識に関して、自分と相手には差があるということを、まずもって理解しなければなりません。

  • 自分の価値観を相手も守ってくれていると思いがち
  • 自分が知っていることは相手も知っていると思いがち

3つのステップ、認識→聴く→提示

自分の価値観や知識を相手にも求めてしまうことが原因であることを踏まえた上で、ではどういうことを意識すれば相手との違いを認めることができ、ついには面白がることができるかを紹介しましょう。

それぞれ強みや弱み、違う性格や考え方をしていることを認識する

まずは現状把握のフェーズです。

自分の性格と他人の性格が違うことは、皆さんもなんとなくの感覚としてはあるでしょう。しかし、いざ議論になると、その違いを忘れて、自分の価値観を押し付けてしまいがちなのです。

この他人との違いの認識を深めてくれるツールが世の中には多くあります。

ストレングスファインダー

ストレングスファインダーでは、34の「資質(強み)」の中から、自分が何を持っているかを教えてくれるツールです。

例えば『調和性』という強みを持っている人は争いを避ける傾向にあるので、議論を正解に持っていくことよりも争いなく平和的に解決させることを重視します。逆に『調和性』を持っていない人は、どちらかといえば争いが発生することをそれほど気にしません。

相手が『調和性』を持っていないことを知っていれば、相手が争いを助長するような発言をしたとしても、「なんで余計なことを言うんだ!」と怒るのではなく、理解して落ち着いて対応することができます。

このように、自分と相手の性格や価値観、判断基準や行動特性を言語化して一言で表してくれるので、自分や相手のことへの理解を助けてくれます。

ウェルスダイナミクス

ウェルスダイナミクスは、4つの周波数『ダイナモ』『ブレイズ』『テンポ』『スチール』の数値によって、自分がどの傾向にあるのかを知ることができる考え方です。

画像

©︎(社)日本適正力学協会

  • 思考特性:ダイナモ=直感的、テンポ=五感的
  • 行動特性:ブレイズ=外交型、スチール=内向型

ざっくり言えばこのような違いです。

詳細診断によって、各周波数の数値を細かく知ることができます。僕はダイナモ4%、ブレイズ8%、テンポ32%、スチール56%ですので、プロファイルとしては(スチール寄りの)アキュムレーターになります。

例えば反対の位置にいる『スター』のプロファイルの位置にいる人を、真似することはできないですし、相手に価値観を押し付けるのも意味がありません。

…さて、よくわからないツールの話が続いてしまいましたが、目的は自分と他の人の違いを把握する、「違いの存在」を認識することです。

このようなツールは使う必然性はありませんが、違いが存在することを意識するようにしましょう。

相手の話を真剣に聴き、相手の立場になり、相手以上に相手を理解しようとする

次は相手の考えを理解するフェーズです。

これは、スティーブン・R・コヴィー氏著『7つの習慣』の、第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」の考え方をもとにしています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00KFB5DJC/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_hd3REb1QY16TZ

ついやってしまうのが、相手の話を聴いているときに、次に自分が何を話すかを考えながら聴いているパターンです。自分が何を主張するのかは一度置いておいて、まずは相手の話を集中して聴くのが重要です。

相手がなぜそう主張しているのか、その背景は?前提は?自分とは違う立場上そう言っているのではないか?何か心配事があるのではないか?過去の成功例、失敗例をもとにそう言っているのではないか?…

あなたもそうであるように、私たちは無意識レベルのあらゆる判断基準をもとに、ものごとを判断したり発言したりしています。

それを理解することは、簡単に見えてとてもレベルの高いことですので、かなり意識して相手の話を真剣に聴いてみることをオススメします。

相手の意見に興味を持ち、肯定し、自分との違いを提示していく

最後は、自分の意見を提示するフェーズです。

違いの存在を認識→相手の考えを理解→自分の意見を提示です。順番を間違えてはいけません。

自分とは違う考え方をしている相手の意見に興味を持ち、肯定するようにしましょう。決して自分の意見を押し通すことを目的にしてはいけません。

あくまでも「あなたはこう考えている」「自分はこう考えている」というそれぞれの意見をフラットに並べて「どちらがより正解に近いだろうか?」と議論を進めることが重要です。

また、相手の意見を真剣に聴いて自分との違いを理解しようとする練習をしていると、次第に相手の意見に対して純粋な興味を持てるようになってくることでしょう。

自分と相手が根本的に「違う」ことを認識すること

なにはともあれ、まずは「認識」です。

  • あなたにはあなたの、相手には相手の考え方があります。
  • あなたにはあなたの、相手には相手の考え方があります。

大事なことなので2回言いました。

事実などは存在せず、解釈のみが存在します。価値観というフィルターを通して見た世界は誰しもが異なっているということを認識することが、議論の混沌を避ける第一歩となりうることでしょう。

チャイフ

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